倉庫のサイズは大きめのものを選ぶ
自宅に倉庫を設置したい場合に注意が必要なこととしてまず挙げられるのは、なんといっても「サイズ」です。倉庫のサイズは、設置をする時点で収納したいものを全て入れるために必要な広さをもとに決めますが、ぴったりのサイズで決めてしまわないようにしましょう。年月の経過とともに自宅の中にあるモノの量が増えていくと、物置に収納しておきたいモノの量も増えていきます。そんなとき、倉庫にスペースがないと収納することができず、置き場所の確保で悩むことになります。一方で、あまりにもサイズを大きくしすぎると、一般の建物と同じように建築確認申請や固定資産税等の税の納付が必要となってしまいます。設置する倉庫のサイズは、最低限必要なサイズより少しゆとりがある程度にしましょう。
扉やラックのタイプも要チェック
倉庫を置くときは、扉やラックもチェックしておきましょう。扉はシャッター式や開き戸のような、開けた瞬間に倉庫の大部分を見渡すことができ、収納しているものがひと目でわかるようなタイプがおすすめです。ラックについては、棚板の取り付けや取り外し、位置の移動が自由にできるようになっていると、倉庫自体の利便性が高くなります。
使用素材が設置場所に合っているかどうかも確認を
倉庫選びでは、使用されている素材が設置場所に適しているかどうかを忘れずに確認しましょう。ガルバリウムやスチールに代表される金属製の倉庫がポピュラーですが、直射日光が当たらない場所に設置する場合は、湿気に強いプラスチック樹脂でつくられた製品を選んでも長く使い続けられます。近くに海がある場合は塩害を防げる加工が施されたものを、雪が積もりやすい地域では積雪地用のものや補強キットの取り付けが可能なものを選びましょう。
3PLとはサードパーティーロジスティクスの略で、物流部門をまるごと第三の企業にアウトソーシングする業務形態のことです。